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スペックから読み取るスピーカー性能


こんばんは~

ダカールラリーも3日目が終わり、総合でトヨタのハイラックスがトップとなったようですね。

しかし激戦。今後の展開が楽しみです。

さて今日は、昨日のブログの続きかと思いきや・・・

少し話題が変わります。

「スペックから読み取るスピーカー性能」

スペックと言いましたが、カタログスペックではなく外観構造から読み取る(予想する)スピーカー性能についてです。

カタログ上の数値と音質は相関関係にとぼしいですが、外観構造からある程度の予想は可能です。

もちろん実際の音を聴いてみないと分かりませんので、あくまでも予想・想像です。

今回は、ミッドウーファー(ドアウーファー)を見てみたいと思います。

個人的にはミッドウーファーが音の基本だと思います。

大雑把に見るべきポイントは・・・

・コーン紙の素材と形状

・エッジの構造

・フレームの素材、構造

・マグネットの素材

・ストローク量

です。

コーン紙の素材や形状は様々なものがあります。

素材としてはペーパーコーンや金属、カーボンなどがあり、強度を出すためにリブや複層になっているもの。

強度が低ければたわんでしまい、音も歪んでしまいます。

重ければそれを振幅させるだけのパワーと音を止めるストッピングパワーが必要になります。

エッジの構造や素材も様々です。

基本的に柔らかく(ゆるく)作ればコーン紙の振幅がしやすくなるので低音が出やすくなりますが、音に締まりがなくなるという二面性も持ちます。

フレームの素材や構造も上位モデルになるほど凝ったものが多くなります。

これは、スピーカーの動作の支点になるので当然ですし、共振をいかにさせないかということも重要になります。

マグネットの素材はですが、スピーカーの磁石には2種類あります。

フェライトマグネットとネオジム(ネオジウム)マグネットです。

フェライトに比べネオジムの方が磁力が強く、同じ磁力を出すにも小さくて済みますが高価になります。

ストローク量は、文字通りコーン紙がどれだけ振幅するかですが、エッジの構造だけでなく磁気回路の構造も影響します。

振幅量があるほど低域が出やすくなりますが、全体の音の制御は難しくなります。

さて、ザックリと上げてみましたが、これらの構造からどんな音がするのかある程度予測する・・・やはり経験と勘が必要です。

そして何より、一番は音を聴いてみることです。

でもなかなか各メーカーの機器を聴き比べてみれる環境は、なかなかありません。

ということで、やはりお店に相談するのが近道かと思います。

そのスピーカーによって、デッキやナビの内蔵アンプで性能を発揮できるものもあれば、外部アンプの仕様が好ましいものもあります。

ということで、みなさんお気軽にご相談下さいね~(*‘ω‘ *)

あ~、そういえばリサイクルショップに並んでいる十数年前の〇〇ってどうでしょう?なんてのは分かりかねますので、ご了承くださいまし~

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◇店休日:月曜日

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