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スペックから読み取るスピーカー性能その2


こんにちは~

ダカールラリーが終わったと思ったら、来週にはWRC開幕戦のモンテカルロラリーが始まります。

時間が過ぎるのは早いです。

ボケっとしていると、あっという間に過ぎていきます。

やはりやりたいこと、やるべきことはスグにやるべきでしょう!

ということで、

やっぱりスピーカーが欲しい!

とお考えの方も多いでしょう。

スピーカーを選ぶ時、多数の方がどうするか?

その悩む方法の1つに、カタログスペックがあります。

カタログ(今だとweb上の情報)を比べて考えるという、ある意味お楽しみタイムです。

前回はカタログスペックを無視しましたので、今回はカタログスペックについてです。

カタログを見ると、普通の人が見ても意味不明な数値が記載されています。

とはいえ、なんとなくイメージできそうな項目もなくはないかも(・∀・)

と考え始めます。

ということで、スペックを見てみましょう。

まずは「最大瞬間入力」と「定格入力」。

ふむ、これはきっとパワーだな!

ということは数字が大きければ大きいほど良いに違いない!!

価格も高いヤツの方が数字が大きいし。

見えたぁ~、なんて言ってはいけません。

「最大瞬間入力」は、文字通り瞬間的にこのパワー(電力)までなら流れてきても壊れません(耐えれるよ)って数値です。

対して「定格入力」は、このスピーカーを鳴らすならこのくらいのパワー(電力)を掛けるのが、一番性能を発揮できますよって数値です。

次に「再生周波数帯」は、低い音Hz(ヘルツ)~高い音Hzまで再生できますよって数値です。数字が小さい方が低音で、人の耳では20Hz~20kHzまで聴こえるといわれています。

お次に「出力音圧レベル」です。

この数値が大きいほど小さい入力(アンプのパワー)で大きな音が出せるということです。この数値の大(小)で能率の高い(低い)スピーカーという言い方をします。

ザックリいうと、能率の高いスピーカーを鳴らすのには小パワーなアンプでOKということになります。

インピーダンスは、スピーカー自体のの抵抗値のことです。

この数値が小さい方が大きな音が出ますが、アンプ側のインピーダンスよりも小さいスピーカーを接続すると、アンプに負荷がかかるため故障の原因になります。

あとは寸法と質量(重さ)ですが、これは文字通りの意味です。

さてここまで説明しましたが、これはあくまでカタログ上の数値になります。

そう、カタログ上の数値と実際の音色はまったくリンクしていません。

数値が大きいから良い音というわけでもなく、数値が小さくても良い音というものもあります。

なぜ?と思うかもしれませんが、

一つには数値は数値でしかなく、そのユニットが持つコンセプトや構造とは別物であるということ。

そしてなにより、測定方法は決まっていますが、カタログ上どんな数値表現にするのかはメーカー次第ということです。

例えば、定格入力が50Wと表記されていた場合、

A社は音が歪まないそのスピーカーの性能を発揮できるのが50Wと表記。

対してB社は、50Wだと音が歪んでいるけど数値を大きく見せた方が売れやすいから記載しようと社内的に判断するかもしれないということです。

「良い音」というものには、個人の経験や感覚も関わってきます。

最近はweb上の情報を鵜呑みにしている方も多くいます。

web上の情報は、正しい情報も間違った情報もそのまま存在しているので、情報の精査は個人の裁量に任されています。

誤解を恐れずに言えば、「自分が美味しいと感じているインスタントラーメン」を基準にしている人もいれば、「いろいろな料理を食べ歩き、または自身が料理人である」人がこれ美味しいって言っているものもあるということです。

特にカーオーディオは、ただ付けても「良い音」で聴けるというものではありません。

ということで、結論。

実際に聴いてみるべし!!

これしかありません。

ぜひ、信頼に足るショップと出会ってください。

ショップ選びの際には、是非デモカー試聴をしてショップ比較してみましょう。

そして、僅かなお金をケチって数年間という貴重な時間を無駄に過ごさない・・・私としても信頼されるショップとされるよう努力してます。

デモカー試聴、愛聴盤(言い方が古いですが)をお持ちいただきお気軽にお越しくださいませ~

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◇店休日:月曜日

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