こんにちは~
さて、何をどうすれば良いか分からない“音質調整”
実際何をするのか、話していきます。
DSP(デジタルシグナルプロセッサー)ユニットとは、
簡単に言うと“音の調整ユニット”ですと前回お話しました。
で、そこでは
「ネットワーク」調整
「タイムアライメント」調整
「イコライザー」調整
を行いますと。
(調整以前の「設定」は割愛します)
これらを駆使して、音が音楽としてちゃんと聴こえるようにする訳ですが、、、
先ずは「ネットワーク」調整
これは、接続しているスピーカーから、どの帯域の音をどれくらいの大きさで出すかの調整です。
例えばツイーターは高音を出すユニットであって、低音は出ません・・・
というか低音を出そうとすると壊れます。
そこで、そのツイーターが出せる(得意な)高音域の音だけ出るようにします。
手書きで書いたので線がクネクネしてますが・・・
図の右ほど高い音で、左に行くほど低い音です。
この機能を使って、どこからどこまでの帯域を鳴らすか決めます。
その上で、ツイーターとドアウーファーを、そしてサブウーファーをどこでどう音を繋げるのが自然に聴こえるのか調整します。
もちろん、それぞれのユニットが出すボリューム感(音量)も揃えます。
当然、ユニットに無理させると、途端に聴きにくくなったり、場合によってはスピーカーが悲鳴を上げたり(音割れとかビビりとか)します。
もちろんスピーカーの悲鳴は、壊れちゃうよ~というサインですから、そのまま使うことはOUTです。
先ほど言った通り、ツイーターは高音用のユニットになります。
ドアウーファー(一般的に16~17cmくらいのやつ)は中低音用で、高音や低すぎる音は不得意です。
所謂2wayスピーカーだとこの特徴を持つ2つのユニットで音を出します。
3wayだとツイーターとウーファーがそれぞれ不得意な中間帯域用にもうひとつユニット(スコーカー)を入れて、音の繋がりを良くします。
サブウーファーは、ウーファーで出せるよりも更に低い音を鳴らします。
(サブウーファーのサブは、ウーファーの下の意味です)
この様により良い音で音楽を聴けるように音を作っていくのですが、選んだスピーカーユニット自体の特徴ももちろん音作りに大きく影響します。
なので、結果どんな音で聴きたいかのイメージを作ってから、モノを選びましょうと言う訳です。
ということで、ネットワーク編でした(^-^;♪