こんにちは~
体調不良でお休みを頂いていたのでちょっと間が空きましたが・・・
何をどうすれば良いか分からない“音質調整”
実際何をするのかその3をお話していきます。
DSP(デジタルシグナルプロセッサー)ユニットとは、
簡単に言うと“音の調整ユニット”ですとお話しました。
で、そこでは
「ネットワーク」調整
「タイムアライメント」調整
「イコライザー」調整
を行いますと。
(調整以前の「設定」は割愛します)
これらを駆使して、音が音楽としてちゃんと聴こえるようにする訳です。
さて、「ネットワーク」調整が出来ましたら、
次は「タイムアライメント」調整となります。
これは所謂「ディレイ」機能のことで、スピーカーユニットから出力される音のタイミングを調整して、運転席(王様席)で聴いた時に音がキチンと聴こえるようにします。
出来るだけ平たく言うと・・・運転席から見て近いスピーカーの音は早く聴こえ、また遠いスピーカーの音は遅れて聴こえます。
すると、スピーカーから出力された音(音波)は相互干渉をして、お互いをおかしな音に聴こえるようにしてしまいます。
この現象を修正して、録音されている通りの音(音楽)を楽しめるようにする機能、それがタイムアライメントです。
また、“音像”とか“音場”といった言葉が聴かれますが、スピーカーから出力されている音がきちんと合致すると、ダッシュボードより上に“音場”が広がり、そこに“音像”ができます。
例えば、録音上中央に収録されているヴォーカルの歌声であれば、左右のスピーカーの中央付近(ルームミラー付近)に音を視認できます(つまり“音像”)。
言葉で言い表すのはかなり難しいですが、こればかりは実際に聴いてみないと“理解”が難しいかもしれません。
ただ、この調整が出来ているカーオーディオの音と出来ていない(やっていない)カーオーディオの音は、天と地ほどの違いがあるとだけ言っておきます。
ぜひ一度ご自身で体験して頂くことをオススメします。
だって、絶対やってた方が“音楽”を楽しめるから(#^.^#)♪♪♪